現場のリアルな声を「今を生きる物語」に。

職員広報や人材採用において、制度や仕組みを説明するだけでは、人の心は動きません。

現場の人が本当に伝えたいことは、数字や法律ではなく、 そこに関わる「人の存在」や「日々の想い」で、そこに共感してくれる仲間なのではないでしょうか。

その想いを物語として届けること。それが、これからの社会に求められていると私たちは考えています。

SNSやAIなど、いろんな発信方法が増えていく中で、人々が「信頼できる」と感じるポイントとして、企業や行政広報であっても、発信者の顔が見えることが重要だと考えています。

たとえば、採用パンフレットや職員紹介動画で・なぜその職員が行政職を選んだのか・日々どんなやりがいと葛藤を抱えているのか・どんな未来を思い描いて働いているのか

こうした“個人の物語”が語られることで、情報は制度から「生きた声」に変わります。

私たちSpinning Moonでは、単なるインタビューではなく、広報物にふさわしい「時代性と生活感のある物語」へと編み直す編集力を大切にしています。

たとえば、育児をしながら働く職員の声を伝えるとき

・男性職員の育休取得や時短勤務の実際

・子育てと仕事を両立させる“朝のルーティン”

・産後復帰後に家庭と職場の両方で得た喜びと課題

こうした体験談は、同じような状況にいる市民の“心のひだ”に触れ、「自分にもできるかもしれない」と希望を届ける広報になります。

また、時代の変化とともにアップデートされる価値観に合わせ、表現の多様性・ニュアンスの精度にも常に目を配ります。

行政職員の物語を届ける上で重要なのは、読んだ人が“自分ごと”として感じられる構成です。

私たちは以下のような観点で制作を行っています：

とくに、ユニバーサルデザインは高齢者・子育て層・障がいのある方など、多様な読み手を想定した設計として、近年ますます重要視されています。

行政広報の主役は「制度」ではなく「人」です。その人がなぜ今ここで働いているのか

その想いを、ていねいに、あたたかく紡いでいく。

それが私たちSpinning Moonが目指す、 “物語で伝える広報”のあり方です。

制度と人のあいだを調律し、地域との共鳴を育む広報をご一緒できたら幸いです。

この記事を書いた人

spinning moon スピニングムーン街の想いをカタチにする<地域ブランディング・情報発信> 人の想いをカタチにする＜個人ブランディング・情報発信＞の共創。人の想いが街を輝かせ、街の想いが日本を結び、世界を照らす。私たちは　その源である人と街の想いをプロデュースします。